2005-01-01から1年間の記事一覧

モエレ沼公園

モエレ山を登ってみる。山といっても芝生しかないので、一歩ごとに視界が開けていくのが分かりとても登るのが楽しい。ガラスのピラミッドでは坂田栄一郎の写真展をやっていたのでこれも見た。日が暮れると噴水の周りに人だかりが出来ていた。照明で青く照ら…

芸術の森 イサム・ノグチ展

http://www.artpark.or.jp/ 朝から札幌へ。芸術の森で彫刻や遊具、あかりが展示されている。池の水面に浮かぶように置かれたエナジー・ヴォイドを池の辺からぐるぐる回って見る。一歩進むごとに形が変わる。前も後ろもなく、見る角度で全く別のものに見える…

花火大会

夜は十勝川で行われる花火大会へ。のんちゃんが招待券を持っていたので初めて目の前で打ち上げられる花火を見た。視野のほとんどが花火に囲まれ、同じ色がたくさん上がると火の海に投げ込まれるようだ。花火の重力に引っ張られて体勢感覚まで刺激される。高…

中札内村

のんちゃんと車で中札内村へ。白樺林を進むと広い芝生が開け、点々と椅子が置かれているので順に座ってみる。空を写す椅子や梯子で筒の上まで登り草の上に座る椅子などは座っても見ても景色がガラッと変わっておもしろい。次は隣接される小泉淳作美術館へ。…

朝の散歩

帯広で迎える北海道の朝。前回は雪が積もっていたので静かだったが夏は車もたくさん走っていて元気だ。少し散歩すると、白樺などあまり見ない植物がたくさんある。みな地に根を張っていて、植木鉢は見当たらない。ただそこで生きる植物を見ると、迎えられて…

フェリー・敦賀〜苫小牧

来週ならライジングサンの客が多いのだろうが、お盆はじめなので道内へ帰省する家族連れがほとんど。波を眺めて飽きると本を読んで過ごす。外に出られる場所は屋根つきのデッキのみ。風が強いからとの船内放送。風も日もあたらないそのデッキだが日没時、床…

敗戦

広島の平和公園には大きな川が静かに流れる。ここには六十年前、原爆でやけどを負い水を求めて川へたどりついたものの、黒い雨にうたれて無惨にも亡くなった人々が眠っている。夏の暑さが彼らの声を甦らせる。 小学生の夏休み。広い校庭で体操服を着て原爆が…

SETSTOCK’05

友達が行けなくなったフェスのチケットを譲ってもらい故郷、広島へ。三原の実家で荷物整理をして翌朝、広島駅で仲間と合流。そこからシャトルバスで2時間ほど北の山、庄原へ。バスが当日券なので補助席へ案内される。隣の子は去年も行ったらしい、絶対来て…

祇園祭、巡行に行ってきました。

四条烏丸、交通規制の案内が過剰に鳴り響く中、山や鉾が交差点を東へ進む。曇り空にかすんで見える昼前の太陽をてっぺんの松が隠しながら通り過ぎるのですが、このあたりは電線が見えず空が広くていいです。人が多くてじっと待つ時間が多いぶん、夕方まで蒸…

夏の思い出

余った線香花火に1本ずつ火をつけながら、短い夏が始まりました。先週はサークル仲間とジュニアの結婚を祝って嵐山で花火して、ラーメン食って太秦で寝かせてもらって、朝は京都タワー地下の熱い銭湯で疲れを取りました。 布施商店街の土曜夜市。テーブルで…

Musical Baton

サークルが一緒だったFiLLz君 http://lhooq.readymade.jp/archives/000620.html と、新婚ほやほやのkuma-nekoさん http://d.hatena.ne.jp/kuma-neko/20050623#p1 が、Musical Batonで紹介してくれたので答えますね。 Total volume of music files on my comp…

琵琶湖の空気

日曜は桂がバーベキューに連れて行ってくれた。京都駅に5人集まって琵琶湖まで車で30分。ジャングルジムのある湖岸で大量の肉を炭火で焼いて食ったあと、風車の近くで美味しい空気と鳥の声に囲まれながらのんびり過ごした。琵琶湖の景色やドライブは卒業…

愛・地球博

北海道から来てくれたのんちゃんと愛・地球博へ。この行列に並ぶのかよ〜なんて思ったが、フランス館やイタリア館は空間の使い方がうまくて面白かった。フランス館のシアターでは、床に座って四方に広がる美しくも無残な映像と音楽に囲まれていると、地上は…

黄色い雲

日が沈むと雲は街の光を拾い黄色く光りはじめた。雲の隙間から見える西の空はまだ透き通った青色をしている。人工と自然の光は互いに同じぐらいの強さになると、低い雲と遠くの空にそれぞれ現れた。空が2つになった気がした。

生野区のだんじり

だんじりの音が聞こえてきたので外に出てみると、近くの神社で出発の準備をしていた。しばらくすると別のだんじりが順にやってきて、それから区役所のほうへ向かった。新しくなった生野区役所の記念に曳行するらしく地域の人たちも音を聞きつけたのか徐々に…

河原町鴨川

鴨川の東と西で空の大きさが全然違う京都。

コンテナ

中央線で西の端まで行ってさらに西へ歩くと海のそばにコンテナが詰まれている。どのコンテナも構造や大きさが同じで隙間無く並んでいる。それぞれの色や傷を見ると同じものは何一つ無い。でも100個以上並ぶコンテナは太陽に近いほど色が薄く見え、逆方向…

大阪

大阪。夜になると商店街のシャッターは次々と閉まり、人は取り残された明るい光と音楽の中を自転車で帰って行く。シャッターの閉まるガラガラというという音だけが一日の終わりと明日への準備を知らせてくれる。路地には庭も塀も無い家が並び道路脇には植木…

実家の田舎道

暇なので自転車で昔通った中学校のあたりを回った。この辺は小さな山に囲まれているので少し登ればすり鉢状に全体が見渡せるのだが、その全体がとても小さいことに気づいたのはたまに実家に帰るようになってからだったりする。 墓地。 畑に落ちていた空のペ…

尾道みなとまつり

雨の中、尾道みなとまつりに行った。尾道は港の神輿やライブの音が山のてっぺんまで聞こえてくる小さな街。高校生がたくさん参加していて学祭のような雰囲気だった。長いアーケードから廊下の幅ぐらいの路地や小さなお店がたくさんある。小さくて古い商店街…

桜もう散った?

大阪で研修が始まって1ヶ月、休日はよく晴れていたので羽を伸ばして桜めぐりをしていた。ゴールデンウィークで三原に帰ってきたので久々にネットに繋いで更新。 京都 丸山公園のしだれ桜を見に行くため、四条河原町から東へ歩く。鴨川を渡ったところで信号待…

沼田東小学校

学校を卒業して社会人になる前に三原へ帰省していた。約10年ぶりに家から小学校まで歩いてみる。周りは田んぼと山に囲まれているので、滋賀に比べると空は狭く色も薄い。歩道の隣には小さな川が続いていて、歩くと足元の水面に映る太陽がずっとついてくる。…

金沢21世紀美術館

日帰りで金沢21世紀美術館へ。電車に揺られていると長浜を越えたあたりから山中に霧が立ち込める。さらに進むと雪と霧であたりは真っ白に。運転手の後ろから前方を見る。トンネルを抜けるたびに駅に止まる。どれも同じような駅だけど待っている人数が毎回…

はてなフォトライフがいっぱいになったので、写真置き場を変えました。 画像をクリックすると大きくなります。

京都・花灯路

3月13日夕方、散歩がてら京都・花灯路へ。この日はとても寒い日で家を出ると雪が降っていたが駅に着くと晴れた。ホームと線路には、傾いた太陽と雪解けの反射で光が溢れていた。いつもは暗い灰色のホームが眩いほどの輝いていたのでなんだかうれしくなり…

2005年照明学会ヤングウェーブフォーラム

3月14日、東京で発表してきます。 これは学会発表から査読論文への中間地点だそう。発表内容はこないだの修論発表と同じだけど他大学の先生方に聞いてもらえるのでありがたい。 プログラム(http://www.ieij.or.jp/event/2005/050314young.html) 終わった…

図、地、テクスチャー

昼過ぎ、三階の部屋を出るといつもの眺め。晴れていたので細長いマンションの影が畑や道路を分断している。川で隔てられた少し遠くの景色も自分の住むマンションの影が伸びていると、足元と連続した感じがする。ただの道路や畑がマンションのテクスチャーと…

京都観光

帯広からのんちゃんが来てくれたのでひさびさの京都観光を満喫。 伏見稲荷神社。奥には千本鳥居というのがあって実際は1万ぐらいの鳥居があるらしいんだけどその中を通って山を登る。木々の隙間から差し込む太陽光で鳥居の朱が明るく照らされ、遠くの方まで…

動きと方向

雨の中、信号待ちをしていると足元の水溜りに赤信号が写っていた。周りの水面で跳ねる無数の水滴がチラチラッと光っては消える。その光のすばやい位置変化は動きとして見えるのだけど、その方向が全て赤信号へ向かっているのが万華鏡みたいで不思議だった。

矢印

最近はわりと余裕がないので家と学校の往復ばかりだ。豆まきだってしていない。 誰もいない夜の構内、ライトアップされた矢印の上を歩いて帰る。ぐるぐる回る時計の針の時間よりも、道路に張り付いて動かない矢印の時間が好き。なんだかやる気が出てくるから…