金沢21世紀美術館

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 日帰りで金沢21世紀美術館へ。電車に揺られていると長浜を越えたあたりから山中に霧が立ち込める。さらに進むと雪と霧であたりは真っ白に。運転手の後ろから前方を見る。トンネルを抜けるたびに駅に止まる。どれも同じような駅だけど待っている人数が毎回違っていて面白い。一人のときもある。金沢に近づくと都会になり雪と霧は消えた。
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 ブループラネットスカイ/ジェームズ・タレル 天井の大きな四角い開口を通して空を見る。壁には太陽からの直接光が映し出され白からオレンジ色へと変化しながらだんだん小さくなってゆく。時間と共に太陽の光は弱くやさしくなり、空、太陽、壁からの光がバランスよく眼を刺激する。太陽が隠れると壁の隙間から天井が照らされる。その天井の光はオレンジ色で空の青と徐々にお互いの色を強めあいながら、開口付近に圧縮され、ゼリーの塊のように光り輝く。ちょうどクライマックスを前に電車の時間が来たので最後まで見れなかった。18切符だと関西への最終電車が18時21分なので18時5分まで粘ってタクシーで駅まで帰った。今度は特急などを利用していきたい。