宮島の初詣

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 厳島神社の初詣は、たくさんの人出でした。船を降りると松の並ぶ岸沿いの参道を進んでいきます。海面より少し高い、そして回廊を進み島からはみ出した平舞台へたどり着くと、海から突き出した鳥居が冬の日差しを受けて輝いています。島と海の境界に立っているような少し不思議な場所です。その景観を少し離れた岸から眺めると、空の青と島の緑が海面で溶け合い、その上に一連の朱色の柱や参拝客が重なって、それはとてもめでたい光景でした。世界遺産だけあって、広島が世界に誇れる場所だなと思います。

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 アナゴ飯やもみじ饅頭を食べて少しみやげ物屋をぶらぶらしました。紅葉堂弐番屋の揚げもみじが、驚きの美味さでした。宮島口からの連絡船は案の定混んでいたので、広島港から高速船に乗って正解でした。世界遺産航路という平和公園から出ている船もあり、機会があれば乗ってみたいと思いました。

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風呂桶が本棚になったら

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 風呂桶を本入れにしてみました。大掃除で風呂桶が出てきたので、試しに図書館で借りた本やCDを入れてみたのですが、なかなかいい感じになりました。リビングに風呂桶があるというのが、なんともリラックスします。もともとプレゼントでもらった桶ですが、すでに他のを持っていたので使い道が無く、かといって捨てるわけにも行かず、しまっていたのですが、寝かせた甲斐あってか、使い道が見つかりました。
 桶は丸いので本を入れる時は大きのが真ん中にきて、小さいのは端っこになります。そうして大きさのばらばらの本が一つのまとまりを作ります。桶がたくさんあればいろんな形の島が出来ます。桶が増えたら瀬戸内海に浮かぶ島のように見立てたり、上手く重ねて銭湯っぽくしてみてもいいかもしれません。考えてるうちに、桶を集めたくなってきます。
 背表紙を揃えて整列させた本棚はすっきりしていて管理もしやすいのですが、携帯のアドレス帳のように味気なくもみえます。まるで記号の世界です。せっかくいろんな形の本があるのですからそれを楽しめればいいなと思います。

意識ってなんだ

 ブックオフで見つけた養老孟司の「唯脳論」を風呂で読んでいますがこれ面白いです。以前から、何かを見たり聞いたりするとき、物質的な光や音が目の前にあることは分かるとして、じゃあその時、頭の中では何が起きているのか、が気になっていたのですが結構納得できました。脳と心を構造と機能として関係を考えていくのだそうです(心が機能というのもなんか機械みたいで斬新ですが)。まず、心が取り出せない問題については、心臓という「物」を分解しても循環という「機能」が出てこないように、脳という「物」から「機能」である心が出てくるはずがなく、どちらも同じ「なにか」を違う見方で見ただけのことなんだとか。なるほど、確かに心はものではないですね。それから機能を知らない臓器とは逆に、脳はその機能についてかなりの部分を意識することができ、機能をあらかじめ知っているとあります。なるほど、意識を作っている別の裏方さんがいる気がしていたのですが、そんな誰かはいないのですね、意識がまさに機能ということか。心臓が何をやっているのかは直接意識できなくても脳の場合はそれが分かるってことなんですね。臓器のように構造から機能を調ていくのではなく、機能から構造を割り当てていくことになるのだそうです。脳の場合は。そして死んだら身体と魂が分離すると信じられている問題については、実際には死の定義が不明確であり解剖学的にも構造と機能の分離が生じるのではなく構造、機能ともに順次失われることから、あたかも分離して見えているだけのことであるとしていて、これもなるほどなぁと思いました。確かに脳はこういうものの見方をするよなぁと関心。
 この構造と機能を分けて見てしまうおかげで、どちらかを見落としてしまうことが多々ある気がします。例えばものづくりなどの仕事では、それがどんな風に見えるかといった機能としての見方は数値化出来ない部分もあって、構造に偏ったものの見方が先行することが多いです。どちらに偏ったとしても脳の産物ということにはなるのかも知れませんが、機能と構造とが分離しないバランスの取れた見方ができるようにしなくてはと思いました。構造に頼りきりにならない環境にしていかなくては。
 人工物や社会は脳が快を求める以上、これからも自然とはかけ離れていくのだろうとは思いますが、エコブームの最中、怯まずに自然に抵抗していくのか、この流れが逆になることがあるのかないのかわかりませんが、これから人は何を作っていくのか気になるところです。

唯脳論 (ちくま学芸文庫)

唯脳論 (ちくま学芸文庫)

石窯ピザ

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ウンパッパの石窯ピザ、美味しかったです。外の石窯を眺めながら焼きあがるのを待つのも、色とりどりに散りばめられたトッピングも見るのもなんだか楽しい。ピザって生地が背景になってて手で食べれるからか、皿に盛られた料理を箸やフォークで食べるのとはなんか違う、丸ごと美味しい、見た目にも嬉しい料理な気がします。

ツイッター始めました。

ツイッター
特別書くこともないのでわざわざ始めることもないかと思っていたのですが、
ゆるやかな情報共有のあり方が面白そうなのと、気軽に書けそうなので始めてみました。

http://twitter.com/harada000

やってる方や、始めた方、教えてください。

わら天神、衣笠、北野天満宮

 のんちゃんとわら天神宮まで戌の日の安産祈願に行き、ついでに衣笠の散策もしてきました。わら天神の名物のうぶ餅を買い(これが美味しかった)、オムラハウスでオムライスを食べて、大学に寄ると丁度学園祭もやってました。8年ぶり?ともなると知ってる人はPAの業者さんぐらい。おっさんになった私を懐かしんでもらい、それから北野天満宮まで歩きました。昔初詣に行ったりもしたけど、改めて行くと随分と忘れているもので立派な門に見入ってしまいました。このあたりは特に故郷でもなければ、知り合いが住んでいるわけでもないので用事がなければブラブラ歩いたりしないのですが、平野神社金閣寺竜安寺などいろいろ集まっているので、これからもまたふらっと足を運びたくなるだろうと予感しながら京都を後にしました。
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北野天満宮前のロータリー
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北野天満宮の門
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衣笠キャンパス
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わら天神宮

Security Toolの駆除

Security Toolというソフトがいつの間にかインストールされててパソコンがおかしくなりました。画面右下に「security tool warning」と出たり、デスクトップアイコンが全部消えたり、約20分ごとに再起動したり、ウイルスチェック画面が頻繁に出たり、クレジット番号入力ウィンドウが出たり。
調べるとスパイウェアであることが判明。駆除方法はなんか難しそう。
簡単そうなオンラインスキャンを試したのですが、途中で再起動になるせいか失敗。
次のサイトの駆除方法を頼りに
http://www.virusremovalguru.com/?p=4035&lang=ja
stopzillaをインストール
http://www.stopzilla.com/products/stopzilla/landing.do?type=download_nonav&AID=10071
したところ、症状が一応なくなりました。
ただ検知された感染ファイルは購入しないと削除できなかったので、アンインストールして、
カスペルスキーの試用版
http://www.just-kaspersky.jp/preview/trykaspe/?e=hsklj
を使ったところいつもどおりの状態に戻りました。

初めてウイルスにかかってドキドキでした。
これからはウイルススキャンできるソフト入れといたほうがよさそうです。