頼久寺の枯山水

PICT0052re2
 頼久寺の枯山水。山の中に海を感じさせる場所をつくってしまうという壮大さに驚きました。砂の波紋のきらめきや、サツキの大刈込みなど、大胆でシンプルな構成は他に何もないがゆえに海を想像させるのかも知れません。作庭した小堀遠州龍安寺の石庭を作った人物ではないかともいわれているそうですね。岡山の高梁市に寄った際にたまたま訪れたのですが、かなり良かったので他の枯山水も探してみようと思います。
PICT0033re2
PICT0047re3
 さらに北西のかつてベンガラで栄えた吹屋という町で吹屋小学校を見ました。国内最古の現役小学校というだけあって、異彩を放ってます。古い赤銅色の屋根瓦と瑞々しいプールの水色の対比が歴史的な風格を引き立てていました。
 岡山へは祖父の3回忌で広島に帰省したついでに寄ったのですが、広島では集まった親戚と祖父の墓参りに行きました。祖父は元気な頃、「がんばれがんばれ」とよく言っていましたが、亡くなってから意味が分かる気がします。
PICT0062re2
PICT0036re2
 夏になると食べたくなるのが大阪上本町の鶴喜そば。ここの蕎麦屋は蕎麦湯が美味しいです。滋賀の本店より好きかも。落ち着いた店で壁一面に描かれた大津絵を眺めながらゆっくり出来て、蕎麦湯の甘みが夏の疲れを癒してくれます。
PICT0059re3