聴竹居

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 大山崎にある聴竹居へ。竹を聴くとだけあり、風通しもよく遠くの音まで聴こえそうです。読書室や食堂からも縁側の窓越しの庭が見えるという連続的な空間構成はとても見ごたえがありました。日本の気候や風土にあわせて自然と調和するよう建てられた住宅。電車の音がうるさく感じましたがこれも環境を強く意識させるがゆえかもしれません。命の再生をテーマに、漆を使った作品展示会も行われていて、永く使われるものがもつ良さが共鳴していました。築80年の今、傷んで補修を待つ天井の下で、自然という朽ち果てていくものの中から暮らしの中に留めて置きたいものを探しておくというのも大切な気がしました。
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 そのあと三条のギャラリーで田中さんの展示を見ました。光の価値とか自分にとっての光ってどういう存在なんだろうかというのを光ならではの見せ方で問い直しているのが素敵だなと思いました。
 今年はホタルが見たいので、下鴨神社にいきましたが雨のせいか見れませんでした。残念。下鴨神社の雰囲気はすごいですね。さすが京都。
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