河川敷と打ち上げ花火

PICT0259
 淀川花火大会。土手に腰を下ろすと、河川敷も川も花火も空もよく見えます。余裕を持って1時間前に着いて、だんだん空が暗くなるとこから花火のはじまりと終わりまでを楽しむのは久しぶり。ラストは、一度にたくさん上がるので河川敷の緑一体が一瞬で明るくなります。これは暗闇で輝く花火の光に飲み込まれるようで、とても印象的でした。たぶん夜が一瞬、昼間のようになるのとは違って、どっちも暗闇の景色に違いないけど、夜空の煌きに加えて、突如巨大なブループラネットが出現するような、ちょっと宇宙飛行気分に近いものでした。
 そしてやっぱり花火が花火であるわずかな時間の光を、写真に残しておきたくなるもの。前方でたくさん光るデジカメのモニタにリアルタイムで写し出される花火の小さな複製は、集まった人それぞれ体験している花火とは別なものだとしても、愛されている花火として複製される数だけ灯っていておもしろい。ちょっと現代的かもなどと思いつつ、淀川を後にしました。
PICT0272