ガラスと光の奥でつくられること
ドの鳴り続けるカンを首にぶら下げて美術館を歩く。
小さな部屋で響いていた音は、
吹き抜けの階段、庭園へと回遊すれば、
空間の広がりや、水と風の音の中に消えていく。
仕掛けられた和音の濃密な場所では、
居合わせた人の音も周りに溶け込んで
隙間の無い、まるでここが水の中であるような感じがしてくる。
端の開いたショーケースの中に入ってみる。
ガラス一枚と照明で
風や匂い、声、明るさは分離されて
目の前には
ガラスで反射した背後と一緒に
見たことのない世界が広がる。
暗がりで視線は錯綜し
外側でも内側でもなくなったところに
別の中心が生まれる。
光と音で繋がっているもうひとつの安心できる場所。
かなり夢心地でした。
- 昼寝してたら
居酒屋で一人5万円請求される夢を見たんだけど、
ぼったくりだと疑いながらもその現実から離れたくて
お金を払おうとしてた。
オレオレとかコワイね。
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たまたま付けた裸ランプで浴室の水面を照らしてみたら
いつもの拡散光と違って面白い影が出来た。
いろいろ実験してみよ。
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