帯広から東のほうへ

harada9192004-06-04

今日からノンちゃんの仕事が休みなのでドライブだ。

  • 池田ワイン城

 湿度と温度がワイン用に保たれた薄暗い城内を歩くが、ワインに興味が湧かない。表からみると城だが裏から見るとぼろいビルで面食らう。

 復元された動物の骨格がたくさん並べてある。2500万年前にこいつらが実際に生きていたんだ。人間なんて一時のものにすぎない。死から逃れるためにも、この進化の流れを意識できるようになりたいと思った。
 これから向かう足寄の「滝の湯」についての展示を見ながら館長さんにお話を聞く。そこではマンガン酸化菌がマンガンを作っている。この菌はまだ空中にも水中にも酸素がない時代から活動していて、これらのおかげで地球上に酸素を必要とする生物が生まれることができたらしい。このマンガン酸化物の生成現象を見られる地上で唯一の場所「湯の滝」へ温泉に入りに行く。

  • 湯の滝

 車を降りて山の中を1.4キロほど歩くと滝があってその横に湯だまりがある。この温泉に入る。お湯も景色も好きで気分が良かった。裸で自然と触れ合うのはこの上ない。

  • 野中温泉

 隣にもう2つ温泉があったのでまた行ってみたい。硫黄のにおいが体によさそうだった。なんとなく。

 日本で2番目に大きな望遠鏡。土星や木製、火星などを見せてくれた。やっぱ土星の輪や木製の縞や衛星が見えると写真でみるあれが本当にあるんだなと実感する。天文台の人は肉眼でも見えるといっていたが僕らには見えなかった。肉眼で見えるものが全てだと思いがちな自分は適当な生き物。今度は夜に来て6000億もの星からなる星雲を見たい。