都市の抜け殻になった光。

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飛行機の窓から見える景色は、高度が上がるにつれ平べったくなる。線や面が強調された独特の絵に変わっていく。これが夜だと、サインやライトアップの光は、暗闇の中で形や大きさを失っていき、かろうじて見える小さな光の点のあつまりになる。星空が一箇所に凝縮されたような光景。都市の持つ機能が、形を持たないイメージとして目に飛び込むと、一瞬、何を見ているのか分からない、不思議な感覚になります。
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