sensibilia

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 京都駅ほど通り過ぎるだけでも来たなぁ、と思える駅って少ないもんだとかいってる間についてしまうほど実は近い(よねぇ。)瀬田駅でバスに乗り換え、滋賀県立近代美術館でsensibiliaを見てきました。折れ曲がったエントランスを抜けると、暗くてほとんど何も見えないのですが、気づくといつ眼が慣れたのかどうかも分からなくなるくらい、ハマリ込んでしまう独特な時間の流れを感じる空間が広がってました。時計の秒針のような正確さで順に明るくなっては消えてゆくスポット照明が見えるものや影を支配し、弱く照らされた鑑賞者までも限られた時間と空間の場を作る要素となってました。椅子に座りながらその陰影の世界に浸っているとそこにある実像でも虚像でない無限のイメージがいったいどこからやってきているのだろうかと、そんなことを考えさせられます。音や映像も思ったより静かで心地いい。4月2日まで。(帰りに京都駅で降りて食べたラーメンで気持ち悪くなった。)

sensibilia センシビリア〜所蔵品によるある試み〜
http://www.biwa.ne.jp/~sg-kinbi/exhibition/exhibition_now.html

受け付けで見た、色がきれいな。

Donald Judd: Colorist

Donald Judd: Colorist