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 実家に帰った際、懐かしいだろうと家の外を歩いた。昔、走ったりよじ登ったりした道路や塀や草などは小さく感じた。しかし団地の外側の木々や遠くに見える山々に覚えがない。こんなんだっけ。そもそもこんなに遠くまで見えてなかった気がする。きっと今のような距離感覚がなかったのだ。未だにこの道を抜けると隣の町に着くのかどうか疑わしい。遠くに見える戌の散歩中の老夫婦もこのまま山に消えそうだ。いえいえあそこに道があるのを知っているのだからそれはないですね。年も明けましたし。初詣で賽銭とおみくじも引いたでしょう。今年もよろしくお願いします。
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