金沢21世紀美術館

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 早起きして金沢へ。京都のメディアショップで買ってまだ読んでなかったゲルハルトリヒター「写真論/絵画論」をめくりながら特急で2時間半、バスに乗り換え21世紀美術館「ゲルハルトリヒター展」へ。鏡やガラスを使った作品に驚かされる。鏡をみると自分の背後にぼやけた像が写っていたり、薄緑色の重ねられたガラスに映りこむ景色のズレが自分の眼を中心に広がっていたり。視点が客観的になる仕掛けというか、立ち位置が作品の前とそれ以外で全く別の見え方になるところが面白かった。
タレルの空は開口だけでなくそこから入ってくる雨によって黒い床にも写っていた。天井にも本当に穴が開いているんだっ!と驚く人がたくさん。。