滋賀県立美術館の庭で「Needle Tower」Kenneth Snelsonを見る。30本のパイプがワイヤーでバランスを保たれている。中心から空を見上げてみると、自分の右や左といった方向感覚が空回りする。パイプのサイズや距離など空間的な配置がわからないし、視点を移すと形が変わる。自分は構造の中心にいるのにどうにもはみ出してしまって面白い。

 あと裏庭の紅葉もよかった。YES オノ・ヨーコ展も開催中。彼女の「グレープフルーツ・ジュース」って本が好き。〜しなさいって命令がいろいろと書いてあって、どれもやったこと無いことばかり。美しい写真つき。