白い○○
田舎道を歩いていると
傾斜が60度ぐらいの坂があったので
はいつくばりながらゆっくりと登る
途中にはいくつかの四角い石版が埋まっていて
偉い人の言葉が書かれている
しかしそれよりも
前を登る女子高生の
白いパンツが見えてうれしくなる
という夢を見た
なかなか良い景色だと思ったので
ついでに今日見た景色も思い出してみた
学校へ行く途中には
1輪のアサガオが道路に寝ているのを見たが
それは白から紫へのラッパ型をしていてきれいだった
午後からは青い空が白い雲に覆われ
山には白い霧がかかった
それは空中に小さな滝が流れているようで美しかった
白というのは見えない透明が濁りはじめる時、
つまり形が生まれる瞬間のようで
なかなかいい色だ