3度寝3本立てのうち覚えている2本

 電車を降り、自動改札を通る。切符の出口に前の人の定期券が残っている。前の人がどの人かあいまいだ(現実ではあいまいなわけがないが、考えられる原因は次の二つ。夢では視野が狭い気がすることと、自分がこの定期券を盗みたいがために前の人を見ないようにした気がすること)。盗んだ定期券を見ると知らない駅の区間が印刷されている。小さな女の子が2人、定期券を返してとやってくる。定期券を返す。
 彼女の夢日記を読んでいる。その内容がイメージとなって彼女の視点で風景が動く(「マルコビッチの穴」みたいな感じ)。電車で移動して2人で見た駅の景色が再生される。1つ目の駅と2つ目の駅はお互いが知っている東京都にある駅のどれかで懐かしい風景。その一つは遊園地が見える風景。3つ目はまだ見ぬ風景。