2006-01-01から1ヶ月間の記事一覧

室生寺

見仏記 (角川文庫)作者: いとうせいこう,みうらじゅん出版社/メーカー: 角川書店発売日: 1997/06/01メディア: 文庫購入: 3人 クリック: 44回この商品を含むブログ (149件) を見る 2人の仏についてのやり取りが面白くて寺へ行きたくなる。「わあ。この御堂の…

鳥居という境界にぶら下がるあかり 「ドイツ写真の現在」を観に京都国立近代美術館へ。寒いので楽しくなる写真を勝手に期待したが、そういうのは一枚も無い。過去の出来事の積み重ねや残り物としての現在。曖昧な記憶を頼りにした想像上の現在とは明らかに別…

鳥が電線に停まっているのを見つけた。木とか電線とかそういうところでのこだわりのなさ。 生国魂神社の手水舎。持続する落水音。揺れる水面。水滴に閉じ込められる色と光。冬の太陽で空気や水は冷たいけど、なぜか目と耳のあったまる場所。

実家に帰った際、懐かしいだろうと家の外を歩いた。昔、走ったりよじ登ったりした道路や塀や草などは小さく感じた。しかし団地の外側の木々や遠くに見える山々に覚えがない。こんなんだっけ。そもそもこんなに遠くまで見えてなかった気がする。きっと今のよ…